かなり、お久しぶりなblogになります。

新規出店などを言い訳にblogの執筆をおろそかにしておりました。

2019年エルパライソのスローガンにも掲げております「挑戦」の如く、blog更新を挑戦します。

企業理念にもありますが、

「本気で働き素直に生きる。美を通じて楽しむ」

• 一人ひとり目標を達成し売上高を成長
• 生産性向上
• 時代に合った就業基準に成長

エルパライソでは美容師が本気で美容を通じて楽しんで頂き、素直に生きて頂く企業に少しづつ成長出来ているのではないかと思います。

間違いなく、2019年の社員年収は20万以上上がっております。

経営者として、社員の年収を上げる、時代に合った就業基準に成長させる事は至極当然だと思ってます。

福井県は美容室が多いと言われる理由

福井県は美容室の件数が1808軒（人口10万人あたりに換算すると231.2軒）で、全国でみると19位に位置します。

この数字は全国の起業家の総数で見てもリンクする所が多い。

人口100人あたり自営業者が最も多い県は和歌山県で6.99人、2位は高知県、長野県、山梨県、宮崎県と地方に自営業者が多い。

美容室数と正の相関が高く、自営業者が多い県は美容室が多い。

美容師は「いつかは独立開業」というメンタリティーが地方に行けば行くほど多い。

一方、自営業者が最も少ないのは神奈川県で、3.43人。この他に、千葉県、愛知県、埼玉県、兵庫県など都市部で自営業者が少ない。

※福井県民は福井県は美容室が多いねと仰る方が多いですが、数字から見ても納得できる数字が出てます。

総人口に対する美容室軒数の割合

美容室軒数が断トツ多い東京と比べてみましょう。

• 東京は17958軒、総人口13,857,443人（人口10万人あたりに換算すると129.5軒）
• 福井は1715軒、総人口768,728人（人口10万人あたりに換算すると223.0軒）

約1.7倍の競争率です。※東京の約2倍近い競争率になりますね！！

福井県という市場で美容室経営をしていくには、都会の倍頑張らなければならないということです！
※あくまで数字上の話ですが

日本は超高齢社会の人口減少へ

2019年7月1日現在福井県の推計人口

総人口	768,728人
男	373,495人
女	395,233人

2019年7月1日現在福井県の年齢別人口（推計）

年少人口（15歳未満）	96,888人　　12.8％
生産年齢人口（15歳～65歳未満）	430,778人　　57.3％
老年人口（65歳以上）	241,062人　　32.0％

つぎにエルパライソがオープンした2013年6月1日と比べてみましょう。

2013年6月1日の福井県の推計人口

総人口	795,437人
男	384,932人
女	410,505人

2013年6月1日の福井県の年齢別人口（推計）

年少人口（15歳未満）	106,334人　　13.3％
生産年齢人口（15歳～65歳未満）	471,221人　　59.2％
老年人口（65歳以上）	217,882人　　27.3％

福井県はこの6年間で26,709人も減少してます。

注目する点は

生産年齢人口　－40,443人
老年人口　　　＋23,180人

福井県に限らず、日本全体が超高齢社会に向かってます。

反面、福井県は人口は減っておりますが、美容師軒数は去年より約300軒増えてます。
※９８％個人店になります

美容師数は3,297人
※去年より22人減少してます

生産年齢人口が、ガンガン減少する中、美容師数は横ばい。シンプルに1人当たり接客するお客様数は下がりますよね。

美容師1人当たり130.6人施術する割合です。

来店周期が

• 1か月の場合130.6人　※超理想ですが中々厳しいです
• 2ヵ月の場合65.3人　※理想的な来店周期です
• 3カ月の場合43.5人　※お客様に新たな価値を提供して来店して頂く必要があります

美容業マーケットのピークは1999年の1.8兆円に比べて、1.5兆円と3,000億円も減少しております。（人口減少、来店の長期化、低価格化など）

マーケットは減少しているのに、競合者は増えている現実です。

しかも、競合は増える中、美容師数は微減し続けている。

これからは、普通に美容室経営をしている会社は売上は必然と下がると思います。

※何度も書きますが日本は超高齢社会の人口減少の道をたどります。

美容室経営も、何か1つに超特化する時代に

• より、セグメントの徹底（自社の圧倒的強みは何か？）
• お客様に選ばれる理由作り
• なぜ、お店を選んで来店してくださるか？
• そして、超わかりやすいランディングページの構築

当店に来て頂ければ、このサービスを受けられます！

エルパライソは有難い事に、毎年増収増益です。

この結果は、各店舗のスタッフの頑張りに対する結果、そしてお客様の満足指数に他なりません。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶと有りますが、私の周りにおられる大企業の大先輩方は、皆さんランチェスター戦略を徹底して取り組まれておられる方々ばかりです。

美容室経営も、何か1つに超特化する必要がありますね。